子供に曲のイメージを伝える重要性

幼稚園の年中からピアノを習っていますが、どんな曲を弾くときも先生が必ず伝えてくれることがあります。

それが、曲のイメージです。

 

ヤギがどうした、牛がどうしたという曲のイメージを必ず伝えてくれます。

 

テクニックも当然重要になってきますが、音楽の基本は何かを伝える事です。

それを忘れてしまっては、音楽ではなくただの音の羅列になってしまいます。

 

息子が小学2年生に入り、次のコンクールで演奏する曲がこれまでとは違い、イメージを掴むことが難しい曲になりました。

改めて曲のイメージの重要性について考えてみたので書き残しておきます。

 

 

1.まずは歌詞を読む

kawaiのサウンドツリーでは、序盤の方はほとんど歌詞があります。

幼稚園児でも分かりやすいシンプルな歌詞なので、それを読むだけでその曲の表現したいことは簡単に理解できます。

 

さらに序盤は演奏自体が簡単なこと、息子は歌が好きだったということもあり、常に弾きながら歌っていました。

別に歌うように指示したわけでもありませんが、勝手に歌っていました。

 

先生も楽しいならそれでOKということでピアノを始めてから1年近くその状態が続きました。

 

ポップスの歌詞のように、注意深く読み込まなければ理解できないような歌詞ではないので、歌いながら弾くことで自然と曲の表現することは理解できていました。

 

 

2.歌詞がない曲が増えてくる

両手で弾くようになると歌詞がない曲も増えてきます。

 

初めての発表会に出た時に【鐘の音】と【グレーの小さなロバ】という曲を演奏したのですが、鐘の音がどんな音でなっているとか、どこでなっているとか。

 

ロバなら歩くスピードはどうだとか、色々な事をイメージして練習を積み重ねました。

 

普段のサウンドツリーの曲なら挿絵があったりするので、子供もなんとなくイメージは掴めていますが発表会は楽譜のみです。

親や先生が曲のイメージを与えてあげるというのが大切ですね。

 

3.曲が複雑化してくる

先程、例に挙げたのは息子がピアノ歴1年弱で出た発表会の曲でした。年齢的には幼稚園の年中です。

 

このブログを書いている今、息子は小学2年生でピアノ歴はもうすぐ3年経ちます。

そろそろ挑戦する曲も単一的なイメージではなく、ストーリー性のあるものになってきました。

 

次のコンクールで挑戦する曲は冒険へのプレリュードという曲です。

私が聞いた感じだと、ドラクエの序盤で仲間が増える前の少し寂しい感じが頭に浮かびました。

 

作曲者の三宅悠太さんについて詳しいことはわかりませんが、おそらくまだ30歳前後の若い作曲家です。

中学生くらいの時期にドラクエを楽しみ、そのインスピレーションで作曲したのかもしれません。

 

ですが、小学2年生の息子はほとんどゲームをしませんし、ロープレなんか全くわかりません。

ただ、物語などの本を読むのは大好きなので、【ぼうけん】とか【ゆうしゃ】などのワードはなんとなく意味も理解しています。

 

そこで息子にも曲のイメージを持ってもらうために動画を作ってみました。

 

 

動画を見ながら口頭で解説も入れたりして、たぶん理解してくれたと思います。

 

 

4.まとめ

ボーカリストが歌詞を読みこんでから歌うのと同じように、歌詞のない曲を演奏する時は曲をよく聞きかなければなりません。

 

歌詞がないから解釈は人それぞれ、それを理解するのは難しいかもしれませんが、実は歌詞があってもそれは同じです。

曲によっては捉え方がいくつもある歌詞がありますし、作曲者の表現したかったことから外れたとしてもそれが間違いということにはなりません。

 

演奏者はオリジナルの曲や楽譜を自分に取り込み、アウトプットする際に新しい要素が加わってもいいはずです。

 

だから子供にイメージを伝える時は大人が感じたことをそのまま伝えてはいけません。

 

「ロバはどんなところを歩いているの?」

「どんな気持ちで歩いているの?」

 

などなど、答えやすいような問いにしてあげる必要はありますが、いきなり模範解答のようなものを与えないようにしましょう。

子供ならではの斬新なイメージが浮かんでくる場合もあります。

 

そういうわけで冒険へのプレリュードの動画も、解説などはつけませんでした。

最初はシーンごとに解説のテロップを入れようとしていたのですが、それはあくまで私が抱いたイメージです。

映像を当てはめた時点でちょっと押し付けている気はしますが、その映像を見て何を感じたかは息子に任せています。

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