子供にピアノを習わせる前によく考えよう!デメリットもある!?

昭和中期くらいから徐々に一般家庭にもピアノを置く家庭が増えてきて、今では特別に裕福な家庭でなくとも子供に習い事としてピアノという選択肢を与えることができる時代になりました。

 

 

水泳、英語と並んで子供の習い事の三大人気です。

 

 

特にピアノは音感や集中力を身に着けるという意味で幼い頃から始めるべきだ、という見方が強く、幼稚園くらいから始める子が多いです。

 

早い子なんか2歳で始めたという子もいますね!

 

確かに幼い頃から音感のトレーニングを積むことで絶対音感、相対音感などを身につけることができる可能性は、ある程度成長してから始めた子供よりも高くなります。

 

場合によっては物心つく前から身についたという例も少なくありません。

 

 

某、脳科学評論家の先生が【ピアノは脳機能をアップさせる】なんてテレビで言ったこともあり、イイコトづくしのような習い事に思えます。

 

しかし、ピアノは他の水泳や英語と違い、デメリット(主に費用面)もかなりあるのは否めません。

 

 

可愛い我が子の為、そして親の為にも十分に検討し、後悔のない選択をしてください。

 

小学1年生、ピアノ歴2年半のオスを持つ父親の見解と体験談ですが、参考になれば幸いです。

 

 

 

習い事の費用としてはかなり高額

費用が高いことは現実問題としてデメリットです。

 

あまりお金問題で子供のやりたいことに制限をかけたくはありませんが、日本において子育てはお金がかかりますからね。

 

どれくらいかかるか知っておくことは重要です。

 

 

月謝だけ見ると、さほど高い習い事ではありません。

 

しかし、トータルで考えると結構な金額に...

 

真剣に取り組めば取り組むだけお金もかかるので、子供がメチャメチャやる気を出した時にかかる金額も頭に入れたうえで通う必要があります。

月謝

個人教室に通った場合、5000円~10000円程度です。

個人教室でさらにグループレッスンだったりすると5000円を切る事もあるようですね。

 

 

それに対し、ヤマハやカワイといった大手音楽教室は1万円弱の料金から始まり、グレードが上がっていくと少しずつ月謝が上がっていきます。

 

うちは2年半通って、ちょうど1万円くらいです。

 

時間としては個人、大手どちらも週1回のレッスンで30分程度というのがほとんどなので、これ以上のペースの教室があった場合はもう少し高額になるでしょう。

 

さらにここに教材代もかかります。

 

レッスンの進行度合いによっても異なりますが、年間で14万円程と見積もっておきましょう。

 

ー月謝ー

7万~14万

 

 

コンクール参加費、遠征費

このあたりはお子さんのやる気によって差が出ます。

 

コンクールも受けない、グレード試験もほとんど進まないという子は全くお金がかかりません。

 

 

でもそれってピアノ習う必要ありますか?

それならぶっちゃけ辞めた方がいいです

 

 

うまくなればグレードも上げたいでしょうし、腕試し的にコンクールに参加することでモチベーションをあげたり目標設定できたりします。

 

コンクールや発表会には1回あたりおよそ1万円の参加費がかかります。

コンクールで勝ち進んだ場合は次の大会への遠征費もかかります。

 

ちなみに、うちは上の大会に進んだ時に遠征費とコンクールの参加費で5万以上かかりました((+_+))

 

 

グレード試験の受験料は下位の級だと2000円程で、徐々に上がっていき、上位の級になると2万円くらいかかることも!

 

まぁ受験料2万レベルの級までいくのはほんの一握りの生徒ですけどね。

 

コンクールやグレードテストの参加回数によって費用は大きく変わるのですが、ざっと年間3万円程度としておきましょう。

 

ーコンクール・テストー

3万円

 

 

ピアノ本体代金

多くの子が生のピアノを購入します。

 

ほとんどはアップライトですが、親がガチな場合はグランドピアノを購入する家庭も珍しくはありません。

 

ざっくりですがピアノの種類別に価格と特徴を書き出してみます。

 

 

グランドピアノ

200万程です。

 

値段もヘヴィですが、なによりその大きさです。

6畳程度の部屋なら埋まってしまいますし、そもそも家の中に運び込むのも難しい楽器です。

 

それでも本気でピアノに打ち込む人は絶対にグランドピアノを買います。

 

人によってはグランドピアノ以外はピアノではないと断言してしまう人もいます。

 

それだけ楽器としての響きに違いがあるわけですね。

 

 

私自身、音の違いなんてよくわかりませんでしたが、2年も子供に付き合ってピアノの音を聞いているとさすがに違いが分かってきます。

 

全く響きが違いますし、私も楽器を少し嗜むので、弾いてみると差は歴然です。

 

 

アップライトピアノ

小型のアコースティックピアノで我が家はこれを使っています。

 

構造はグランドとはかなり違うのですが、私としてはこれでも十分だと思っています。

(っていうかうちにグランド置けない)

 

価格は50万円くらいから買うことができ、配送に関してもグランド程に手間はかかりません。

その気になれば大人2人がかりで室内の配置換えをすることも可能です。

 

まぁ50万でも高いですけどね( ;∀;)

 

電子ピアノ

値段はピンキリで100万を超えるものもありますが、10万円以上のものであればレッスンとして使うことができるでしょう。

我が家では電子ピアノを最初に買い、あとからアップライトにしました。

 

電子ピアノも夜の練習には役立っていますし、ワタシのおもちゃとして重宝しています。

 

 

おもちゃのキーボード

鍵盤が光ったり、色々な音が出せたりするアレです。

 

楽器屋さんよりも家電量販店やおもちゃ屋さんで見かけるタイプのものですね。

 

1~2万円くらいで購入できますが、これをレッスン用と考えるのはやめましょう。

 

買うなとはいいませんが、おもちゃの範囲として使いましょうね。

 

 

つまり、いくらかかるの?

ピンキリです!

 

と言ってしまってはあんまりなので真面目に書きます(^-^;

 

 

まず最低限で済ませた場合、個人教室に通い、ピアノは電子ピアノ、コンクールなどもあんまり出なかったと仮定して...

 

初年度 年間17万円ほど

2年目以降 13万円ほど

 

ということになります。

 

電子ピアノ購入金があるので初年度は少し高いですが、最低限で抑えればそこまで費用のかかるものではありませんね。

 

 

 

ではガチで挑んだ場合はというと...

 

初年度 215万程

2年目以降 20万ほど

 

 

初年度のグランドピアノ購入代金が痛いです('Д')

 

 

ピアノを辞めたいと言い出したら...

せっかく習いだしたピアノを辞めたいと言い出した時、これがどのタイミングかというのが重要です。

 

好奇心旺盛な子供は色々なことに興味を持ちます。

特に男の子であれば、年齢と共に活発になっていきアクティブな遊びに夢中になる傾向が強いです。

 

 

今は興味津々でピアノに打ち込んでいても、その熱が別なものに向いてしまうこと自体は決して悪いことではありません。

親としては残念ですけどね。

 

 

また、親の希望でピアノを習わせていた場合は小学校に上がるタイミングや部活動が始まるタイミングで辞めてしまうというのは高確率で考えられます。

 

 

ピアノの行き先は?

さて、辞めた後に困るのがピアノさんの行き先です。

 

電子ピアノ派はよほど高級で大きなものを使っていない限りは大丈夫でしょう。

梱包が面倒ですが、ヤフオクで売れます。

 

大概のものは軽トラでもあれば中古買取ショップに持っていけますし、ものによっては分解してかなりコンパクトにすることもできます。

 

 

問題はグランドとアップライトです。

どうやっても分解はできません。

 

 

アップライトなら軽トラで運べるかもしれませんが、ピアノは基本は素人が運搬していいものではありません。

デリケートな楽器で、静かに運ばなければなにか不具合が出ますし、調律はまず狂います。

 

そうなるとピアノ専門の配送業者を呼ぶことになります。

 

 

非常に面倒ですが、弾きもしないピアノはスペースをとって邪魔になるだけです。

ピアノからしても弾いてくれるユーザーの元へ売られた方が幸せです。

 

 

ちなみに、もしウチの息子がピアノを辞めたいと言い出したら電子ピアノの処分とアップライトピアノを2階から運び出すためのクレーン車の手配、配送業者の手配をしなければなりません。

 

クレーン車、高いですよ((+_+))

 

ピアノの配送とクレーンでの搬入については一度経験しているのでこちらの記事でまとめました。

ピアノの配送&クレーンで2階まで

 

 

あとに残るものは何もなし!

辞めたいと言い出したくらいの子は少なくとも言い出す数か月くらい前からやる気がどんどん低下していっている状態ですよね。

ヘタしたら最初っからヤル気なんてあまりなかったという子もいると思います。

 

それでも多少なりとも効果が残るのが水泳、英語、そろばん、習字です。

 

よほどやる気がなくてサボりまくっていたならどれも効果はないでしょうけどね。

イヤイヤでも行っていれば何か残るものはあると思います。

 

 

ピアノはほとんどの場合

のちの人生に

プラスになる要素もなく終わります

 

 

学校の音楽の授業で勉強しなくてもちょっとだけいい点が取れることくらいでしょうか?

 

大きくなってバンドでも始めればちょっとは楽譜が読めて成長が早いかもしれません。

 

 

思いつくのはこれくらいです。

 

 

ご近所に対する騒音問題

電子ピアノであれば音量は調節できますし、ヘッドホンをすれば打鍵音以外は全く音が漏れません。

 

しかし、アップライトやグランドはそういうわけにはいきません。

 

自宅内がうるさくなるのは家族が理解すればいいだけとして、ご近所さんには十分配慮しましょう。

 

特に生まれたての赤ちゃんがいる家庭にモロに聞こえてしまうとお昼寝を邪魔された赤ちゃんは不機嫌になり、そのお母さんはさらに不機嫌になります。

 

ピアノの音対策はいくつかあります。

 

 

防音室を作る

すでにある部屋を防音に改造するのか、部屋を区切って防音室を新たに作るのかなど、費用はプランによって変わります。

ですが、どんなに少なく見積もっても100万は超えると思ってください。

かなりの金額ですが、その効果は抜群です。

 

昼夜問わず、ヘッドホンも消音ユニットもつけずに思いっきり弾けるんですからね!

 

 

あ、防音カーテンや防音窓だけの施工はほとんど効果がないと思ってくださいね。

 

生活音に対しては結構効果がありますが、ピアノの音となると別次元です。

 

 

消音ユニットの取り付け、サイレントピアノ

アップライトかグランドを選択した場合、そのピアノに消音ユニットというものを取り付けることができます。

 

もしくはその消音ユニットの機構が最初から付いているサイレントピアノを買うかということですね。

 

 

これは10~30万円くらいかかるのですが、ピアノに電子ピアノの機能を持たせることができます。

 

 

ただし、この機能を付けることにより、タッチが変わってしまった、響きが変わってしまったという方もたくさんいてこだわる方はまずほとんど付けないようです。

 

年々その技術も上がってきていて、いまではほとんど取り付け前との差がわからないようですが、検討される方は一度ピアノショップなどで試してみるといいかもしれませんね。

 

 

ご近所さんにお菓子を持っていく

これが一番費用がかからず、ピアノの響きにも全く影響しませんww

 

我が家がとった方法はこれでした!

 

うちは息子の部屋にピアノを置いているのですが、息子の部屋に面しているお隣さんは引っ越してきたばかりでどうやらちいさい子供がいるようでした。

 

しかし、一度外に出てピアノの音を聞いてみたところそこまでうるさくはなかったのでお菓子作戦決行!

 

お隣さんはやはり若い夫婦で感じのいい方でした。

 

 

お菓子の効果があったかどうかはわかりませんが、これまでに苦情は受けていません。

 

 

あ、一応18時以降は音出し禁止というルールで息子には弾かせています。

それくらいの配慮はしなきゃですからね。

 

18時以降は別部屋にある電子ピアノを弾くように伝えています。

 

 

まとめ

お金がかかる割に効果が薄い。

 

辞めたらなんにもならない。

 

っていうかほとんど5年くらいで終わる。

 

で、5年かけてその能力がほぼゼロになる。

 

 

サイテーの習い事じゃないですか( ゚Д゚)

 

 

そもそもピアノはポピュラーな習い事の中でも異質なんですよね。

 

一般的な習い事は生きていくうえで役立つスキルを習得します。

 

ピアノは娯楽です。

 

ですが真面目に取り組めば音楽を通して色々な事を学んだり、表現したりというスキルが身につきます。

 

決して生きていくうえで必要なスキルではありませんが、心を豊かにするもののひとつとして身に着けておくと人生がちょっと楽しくなります。

 

そのことを踏まえて楽しく、真剣に取り組めるのであればピアノは素晴らしい習い事です。

 

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